「ハリー・ポッター」(ハリポタ)、「ファンタスティックビースト」(ファンタビ)シリーズに登場する魔法生物の
「屋敷しもべ」の英語、名称の意味、概要、登場作、強いか、靴下の意味などをまとめています。
屋敷しもべ妖精の英語
屋敷しもべ妖精(ハウスエルフ/エルフ)
house elf(原作では単にelfと呼ぶ時も多い)
エルフの語源・由来・意味
エルフ elfはヨーロッパの伝承や神話や物語に登場する架空の生き物。一般的には以下の通り。
- 北欧神話では、自然と富を司る強力で美貌の小神族。
- ドイツでは、ブラック気味のいたずら好きの妖精。
- 英国では、良し悪し両方のいたずらやハプニングを起こす妖精
- アイスランドでは、穏やかで小さな妖精。
- 英国、米国、カナダの伝承では、エルフはサンタクロースのアシスタント
近代、現代では、多数のファンタジー小説や、アニメなどにも登場している。
ハリーポッターに登場する屋敷しもべ妖精の概要
容姿
体型は人間を、背が低く、ガリガリに痩せさせて風貌。
肌色・目の色は様々。
- 頭:ハゲ
- 目:大きい(例:ドビーの目はテニスボールサイズ)
- 耳:コウモリのように長い
- 口:顔が割れて見えるほど大きい
- 声:甲高いキーキー声
屋敷しもべ妖精の魔術は魔法使いより強い
魔法使いよりも強力な魔法を使うといわれている。
魔法を使う時に、杖は使わない。
屋敷しもべ妖精が使った魔法
姿現わし・姿くらまし
物を動かす
押し飛ばす魔法
ドビーはハリーを守るため、ルシウスに使用。
主従関係
一人の魔法使いを主として、主とその家族に一生、絶対服従する。
自分の意思に反していても、服従奉仕は本能。
隷従の証として、枕カバー、キッチンタオルなどを洋服代わりに着ている。
靴下など、衣服を主人からもらう意味
屋敷しもべは、主人から衣類をもらうと、主従関係が解消される。
ドビーはルシウス・マルフォイに靴下を投げつけられて自由になった。
ハーマイオニーがS.P.E.W.を結成
ハーマイオニーは、主人に従うしかなかったウィンキーやホグワーツで働いている屋敷しもべの状況を「奴隷のようだ」と非難。
屋敷しもべの自由を願って、S.P.E.W.を結成した。
自由の象徴の手編み帽子や手袋をグリフィンドールの談話室に置いておき、屋敷しもべが自由に手に取れるようにする。
しかし、屋敷しもべたちは、逆にその行為を差別的に取り、反発。
グリフィンドールの談話室の掃除を、ドビー以外ボイコットする。
後に、ハーマイオニーが魔法省入りした際に、屋敷しもべの状況改善を促進した。
作中に登場した名のある屋敷しもべ
ドビー Dobby
ドビーはマルフォイ家で働いていたが、ハリーポッターのおかげで自由の身へに。
その後、ホグワーツに転職。
ハリーをいろいろと助け、最後はマルフォイ邸から監禁されていたルーナやオリバンダーたちを姿くらましで移動させて救い、殉死する。
ウィンキー Winky
ウィンキーは、クラウチ家に仕えていたが解雇され、ホグワーツに就職した。
クリーチャー Kreacher
クリーチャーは、ブラック家に仕えていた。
シリウスの死後、ハリー・ポッターに仕える。
ホグワーツのキッチンでも働く。
ホキー Hokey
ホキーはヘプジバ・スミスに仕えていた。
主人を殺害した罪で投獄→獄死。
ダンブルドアはヘプジバ・スミスはヴォルデモートが本人からハッフルパフのカップとスリザリンのロケットを盗んで殺害したと疑っている。
ピッツ Pitts
ホグワーツミステリーに登場。
ホグワーツ勤務→解雇へ
ホグワーツミステリーに登場した屋敷しもべ妖精
ファンタビ1に登場した屋敷しもべ妖精
登場作品
第2巻 ハリー・ポッターと秘密の部屋(書籍・映画・ビデオゲーム) |
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第4巻 ハリー・ポッターと炎のゴブレット(書籍・映画) |
第5巻 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(書籍・映画・ビデオゲーム) |
第6巻 ハリー・ポッターと謎のプリンス(書籍) |
第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝(書籍・映画PART1/PART2・ビデオゲーム) |
第1作 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(脚本書籍・映画) |
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