ハリーポッター(ハリポタ)シリーズに出てくる象徴的な魔法のアイテム、
サラザール・スリザリンのロケットとは?

スリザリンのロケットについて、書籍原作、pottermore、J.K.ローリングのインタビューやツイートなどに基づいた概要、効果、逸話、映画で使われたロケットの画像、ファンが描いたイラストなどを紹介しています。
分霊箱になった経緯、偽物&本物の行方と破壊方法も掲載しています。

ハリー・ポッターに登場するサラザール・スリザリンのロケットとは?
RABの偽物のすり替えや、クリーチャーが盗んだ本物がどこにあったのか、また、なぜアンブリッジが持っていたか。

そして、分霊箱となっていた洞窟の水や経緯や破壊方法などをまとめています。

サラザール・スリザリンのロケットとは?

サラザール・スリザリンは、ホグワーツ魔法魔術学校の4人の創設者のうちの1人で、スリザリン寮の創設者。

サラザール・スリザリンは自身の象徴的なアイテムとなるロケットを自作した。

金鎖の付いた、重そうな金のロケット。
スリザリンのSの飾り文字がある。

サラザール・スリザリンのロケットの効果

蛇語(パーセルタング)で命令することによってのみ、開くことができる。

サラザール・スリザリンのロケットは魔法のアイテムらしいが、どのような効果や機能があったかは明らかにされていない。
ヘプジバ・スミスによると、いろいろな力が秘めてあるらしいが、彼女自身はロケットを安全にしまっておくだけで、試したことがない、とのこと。

歴代の所有者とロケットの行方

サラザール・スリザリンの没後、ロケットは、メローピー・ゴーントが売り払うまでは子孫に代々受け継がれれていた。

  • サラザール・スリザリン(初代)
  • マールヴォロ・ゴーント(スリザリンの末裔なので)
  • メローピー・ゴーント(家から持ち出す。お金のため)
  • カラクタカス・バークス(メローピーから10ガリオン金貨で購入。商売のため)
  • ヘプジバ・スミス(バークスから身ぐるみを剥がされるほど大金を払って買う。コレクションに)
  • トム・リドル(別名ヴォルデモート。ヘプジバを殺害して盗む。分霊箱に)
  • レギュラス・ブラック(保管してあった海辺の洞窟から盗み、偽物と交換した。破壊するために)
  • クリーチャー(洞窟で命を落としたレギュラスの命令に従ってロケットを保管し、破壊しようとするができなかった)
  • マンダンガス・フレッチャー(ブラック家から盗む。お金のため)
  • ドローレス・アンブリッジ(マンダンガスの不法売買を見逃すために、賄賂として搾取。自分がセルウィン家の末裔を偽るため)
  • ハーマイオニー・グレンジャーハリー・ポッターロン・ウィーズリー(魔法省でアンブリッジから盗む。分霊箱を壊すため。ロンが分霊箱を破壊した)






カップとロケットが盗まれて分霊箱になった経緯

ヘプジバ・スミスハッフルパフのカップとスリザリンのロケットをボージン・アンド・バークスの店員で、骨董品の買取外商をしていたハンサムなトム・リドル(ヴォルデモート)に見せる。

その2日後にヘプジバ・スミスは殺害される。
犯人は年老いた屋敷しもべ妖精のホキーがココアに毒を入れたと認めて有罪になり獄死。

しかし、ダンブルドアはそれはヴォルデモートの仕業で、ハッフルパフのカップとスリザリンのロケットを盗む。
ヘプジバ・スミスはヴォルデモートのハッフルパフの分霊箱の生贄に、マグルの浮浪者はスリザリンのロケットを生贄として分霊箱にしたと推測した。

洞窟の水盆に隠したロケットはクリーチャーがRABの偽物とすりかえ

分霊箱となったサラザール・スリザリンのロケットは、ヴォルデモートが子供のころに行った遠足先の海辺の洞窟に隠す。

ヴォルデモートは死喰い人となったレギュラス・ブラック(イニシャルはRAB)から屋敷しもべ妖精クリーチャーを借りて、一緒に海辺の洞窟へ。

そこで魔法の水盆に満たした薬をクリーチャーに飲ませ、ロケットをそこに置いて薬を満たした後に去る。

置き去りにされて衰弱し、亡者に襲われそうになったクリーチャーは、姿くらましでレギュラスの元に帰る。

レギュラスは、ヴォルデモートに失望して、クリーチャーを連れて海辺の洞窟へ。

自らが水盆の薬を飲む役目を果たしたレギュラスは、クリーチャーに本物のロケットとブラック家の家宝のロケットの中にRABからのメッセージを入れた偽物を交換して、ブラック邸に帰るように命令する。

レギュラス自身は、亡者に水面下に引きずり込まれて、命を絶った。

分霊箱の行方 アンブリッジに渡り、ハリー達が破壊

クリーチャーは、レギュラスから分霊箱となっていたサラザール・スリザリンのロケットをブラック家に持ち帰って、口外せずに、破壊するように命令を受けた通りに実行しようとしたが、何をしても破壊できなかった。

その後、ロケットはマンダンガス・フレッチャーがブラック家から盗む。

後に、ドローレス・アンブリッジから不法販売を黙っている代償の賄賂として要求されて、無償で渡す。

ハリーとハーマイオニーが魔法省に侵入して、アンブリッジからロケットを盗む。

最後はディーンの森にて、スネイプ先生がこっそり送ったグリフィンドールの剣でロンが破壊する。

【まとめ】分霊箱としてのロケットは何巻にでてくる?

【原作】

  • 第5巻 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
  • 第6巻 ハリー・ポッターと謎のプリンス
  • 第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝

【ゲーム】

  • ホグワーツの謎
  • ハリー・ポッター:魔法同盟
  • ハリー・ポッター:魔法の覚醒






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