必要の部屋とは、ハリー・ポッターの物語に登場するホグワーツ魔法魔術学校のあるホグワーツ城に必要な時だけ現れる部屋です。
必要の部屋とは、英語、入る条件、物語の何話か、映画での登場作品、キャビネットや分霊箱などの入っているものなど。
必要の部屋の英語|ハリーポッター
必要の部屋
Room of Requirement
必要の部屋とは?
必要の部屋とは、生徒や職員が必要としたときに現れる部屋。
必要の部屋の場所
ホグワーツ城7階
バカのバーナバスとトロールのタピスリーの向いの壁に入口がある。
壁の片側には窓が、もう片側には等身大の花瓶がある。
必要の部屋に入る条件
必要の部屋で誰と何をしたいかといったことを明確にしてから、必要の部屋の壁の前の廊下を3回往き来すると、真鍮の取っ手が付いた磨かれた扉が現れる。
内部は地下牢のように広く、松明で照らされている。
必要の部屋の使用中は、入った人が念じて許可した人しか入れない。
必要の部屋を使った人やグループとその用途
長年多くの生徒やスタッフが必要の部屋に入室している。
必要の部屋を使ったことがわかっている魔法使いなどは以下の通り。
アルバス・ダンブルドア
1927年、アルバス・ダンブルドアは必要の部屋においておいたみぞの鏡で青年だった当時にグリンデルバルドと交わした血の誓いをみる。
ニュート・スキャマンダーが率いるグループ
1930年代、ニュート・スキャマンダーが率いる対グリンデルバルド陣営のチームが必要の部屋を使った。
グリンデルバルドが国際魔法使い連盟の代表選に立候補する際に、必要の部屋から以下の仲間とマニ車を通じて旅立った。
- アルバス・ダンブルドア
- ニュート・スキャマンダー
- テセウス・スキャマンダー
- バンティ
- ジェイコブ・コワルスキー
- ユーラリー・ヒックス
トム・リドル
ロウェナ・レイブンクローの髪飾りを必要の部屋に隠した。
ダンブルドア軍団
ハリー・ポッターがダンブルドア軍団に闇の魔術に対する防衛術の実践を教えた。
また、ハリー・ポッターが追われてホグワーツを不在にしていた際には、ネビル・ロングボトムなどがリーダーとなり、必要の部屋でレジスタンス活動をした。
ホグワーツ最後の決戦の際には、ハリーの多くの味方が必要の部屋を使う。
ドラコ・マルフォイと死喰い人
ドラコ・マルフォイは必要の部屋にあった姿をくらますキャビネット棚を修復。
姿をくらますキャビネット棚を通じて死喰い人をホグワーツに招き入れた。
それにより、ホグワーツ内で死喰い人対ホグワーツの先生+不死鳥の騎士団の争いが起こった。
クラッブ、ゴイル他
ホグワーツでの最後の争いの際に、ハリー、ロン、ハーマイオニーとドラコ、ゴイル、クラッブが乱戦。
クラッブは自らが出した悪霊の火で自滅して死亡した。
キャビネットや分霊箱など、必要の部屋の中にあったもの
必要の部屋の内部には、過去の生徒が隠し持ち込んだ数々の魔法具、本、箒などがある。
ヴォルデモートが分霊箱にしたレイブンクローの髪飾りをここに隠していた。
姿をくらますキャビネットもモンタギューが押し込められて一時行方不明になってから、必要の部屋に移された。
ハリーは謎のプリンスが使っていた上級魔法薬の教科書をここに隠した。
【必要の部屋にあったことがわかっているもの】
- 姿をくらますキャビネット棚
- ロウェナ・レイブンクローの髪飾り
- 噛みつきフリスビー
- かくれん防止器
- 秘密発見器
- 敵鏡
- みぞの鏡
- 数本の錆びた剣
- 壊れかけた椅子、テーブル、棚などの家具
- 薬品の瓶
- 多数のトロフィー
- 鎧
- 仮面
- カゴ
- 箒
【必要の部屋にあった書籍】
- 上級魔法薬
- 通常の呪いとその逆呪い概論
- 闇の魔術の裏をかく
- 自己防衛呪文学
- 呪われた人のための呪い
必要の部屋は物語の何話?映画での登場作品は?
- 第5巻 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- 第6巻 ハリー・ポッターと謎のプリンス
- 第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝
- 第2作 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
- 第3作 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
【ゲーム】
- ホグワーツの謎
- ハリー・ポッター:魔法同盟
- ハリー・ポッター:魔法の覚醒
- ホグワーツレガシー
など多数の本。