ハリポタシリーズに登場する主人公のハリー・ポッター自身は、作中で実に4本の杖を使いました。
杖の芯、本体の素材(木の種類)、長さ、意味、柔軟性、製造元、特徴、杖にまつわるエピソードなどを紹介しています。
1本目の芯は不死鳥の尾羽根でした。
ハリーポッターの1本目の杖|芯は不死鳥の尾羽根
“The wand chooses the wizard.” Tell us your wand core & learn more about it. https://t.co/2E6ZuqivLl #FactFriday pic.twitter.com/gRJKr9Qe9Z
— Harry Potter Film (@HarryPotterFilm) March 11, 2016
杖の芯
不死鳥の尾羽根。
ダンブルドアのペットのフォークスのもの。
ヴォルデモートの杖と芯が同じの兄弟杖。
本体の素材(木の種類)
柊(ヒイラギ)
長さ
28 cm
柔軟性
しなやか
特徴
良質
製造元・店
オリバンダー
価格
7ガリオン(円換算で7万円)
2016年4月18日、JKローリングがツイッターのアカウント上で初めて、ハーマイオニー、ハリー、ロン、ドラコ、ジニーの杖のデザインを明らかにした。
Exciting morning at rehearsals for #CursedChild. What do you think of our wand designs? #HarryPotterPlay pic.twitter.com/Vg1wAmi11Y
— J.K. Rowling (@jk_rowling) April 18, 2016
杖にまつわるエピソード
- ハリーリはこの杖に選ばれる前に、別の杖(ブナの木、ドラゴンの心臓の琴線・しなりがいい・良質)など、たくさんの杖を試したが試したが選ばれなかった。
- 三大魔法学校対抗試合の杖調べの儀式の際、オリバンダーはセドリックの杖の状態を上々と判断し、昨夜磨いたばかりだと知る。それを見たハリーは自分の手垢の付いた杖を見て、こっそりローブで拭おうとする。その際に金色の火花をが何個か飛び散る。それを見たフラーがお子様を見る目つきでハリーを見たので、杖を拭うのをやめた。(4巻)
- 杖調べの儀式でオリバンダーはハリーの杖を取り、「よく覚えている」と言う。選手の中で一番長い時間をかけて杖を調べるが、杖については「完璧な状態を保っている」と告げただけ。記者のリータ・スキーターもいたので、ヴォルデモートとの兄弟杖であることなど言われなくて、ハリーは安堵した。(4巻)
- 分霊箱のグリフィンドールの剣を求めて、ハリーの故郷のゴドリックの谷訪れる。ヴォルデモートの分霊箱の蛇のナギニに襲われて、ハーマイオニーの爆発呪文で助けられた時に、ハリーの杖が折れてしまう。(7巻)
2本目の杖(ロンが人攫いから奪った杖)
ロンと再合流した時に貰うが、所有者はロンに。
故にハリーは使いこなせなかった。
素材はスピノサスモモ(リンボク)。
魔力は小さな火をサッと大きな炎に変えるほど強力。
拘束されていたマルフォイ邸に置いてきた。
(7巻)
3本目の杖(ドラコ・マルフォイの杖)
マルフォイ邸でドラコを武装解除して奪ったドラコ・マルフォイの杖。
ゆえに、所有者がドラコからハリーに代わる。
ハリーは最後にこの杖でヴォルデモートに挑み、倒した。
(7巻)
4本目の杖(ニワトコの杖)
ダンブルドアの武装解除をしたドラコがその所有者になる。
ダンブルドアの死後は墓に埋葬されたが、ヴォルデモートがそこから盗む。(6巻)
ハリーがドラコを武装解除して、ドラコの杖を手に入れて所有者となったため、自動的にニワトコの杖の所有者がハリーになった。
ヴォルデモートを倒し、ニワトコの杖で一本目の杖を修理する。
その後、ニワトコの杖を二つに折って捨ててしまう。(7巻 )