化石として見つかった新種のトカゲが、ハリー・ポッターに登場する魔法「Sectumsempra(セクタムセンプラ 切り裂け)」にちなんだClevosaurus sectumsemperと名付けられました。

Clevosaurus sectumsemperは、2億500万年の化石化したトカゲで、英国イングランド南西部のグロスタシャーの採石場で見つかっています。

ブリストル大学の学生キャサリン・クラインとその指導教官が発見。
2015年に記録されています。

Clevosaurus sectumsemperの全長1は1cmほど。
小さいながらも、歯が鋭く、使うたびに歯がさらに強くなるタイプだとのこと。

ハリーポッターの物語に登場する「セクタムセンプラ」とは、半純血プリンスこと、セブルス・スネイプ先生が開発した切り裂き魔法。

この魔法によって、ドラコ・マルフォイの体が切り裂かれ、ジョージ・ウィーズリーの耳が切り落とされています。

クライン氏によると、種名のsectumsemperは「常に切る」という意味。
特徴を判明して名付け、呪文を作ったセブルス・スネイプ氏への賛辞を込めたとのことです。






【Clevosaurus sectumsemper】

http://www.bristol.ac.uk/news/2015/june/new-species-of-ancient-reptile.html
Clevosaurus sectumsemper © Katharine Whiteside

【ハリーポッターで使用された「セクタムセンプラ 切り裂け」呪文】