新種の被子植物が、ハリー・ポッターの物語に登場する魔法、「Apparition(姿表し)」にちなんでMacrocarpaea apparataと名付けられました。

Macrocarpaea apparataは、エクアドルのアンデス山脈にあるロハのポドカルプス国立公園で発見。

2人の研究者J. R. グラントと L. シュトルーベによって、2001年に発見されて2003年に記録されています。

ハリーポッターの物語に登場する姿現し・姿くらましとは、主に移動のために姿を消して、別の場所に移って姿を現す魔法。

Macrocarpaea apparataと命名された理由は、次の通り。

研究者2人は熱帯雨林の道を移動中に、突然奇妙な見た目の植物を発見。
その時は、花も実もなかったので、リンドウなのかどうかよくわからなかったとのこと。

そのまま道を進んで散策を続けたものの、雨のせいであたりが暗くなったので散策をあきらめかけたところ、花が咲いたこの木が突然目の前に出現。
それにちなんで命名したとのことです。






Macrocarpaea apparata

https://gentian.rutgers.edu/species/sp_Macr_appa_img.htm
Macrocarpaea apparata © J. R. Grant.
https://gentian.rutgers.edu/species/sp_Macr_appa_img.htm
Macrocarpaea apparata © J. R. Grant.

ファンタスティックビーストシリーズに登場する「姿表し」の魔法