ハリー・ポッター(ハリポタ)とファンタスティック・ビースト(ファンタビ)シリーズ、「幻の動物とその生息地」の本に出てくる魔法生物のセストラル(天馬)。

その名称の英語、意味、MOM分類、原産地、生息地、概要、登場巻、などを紹介しています。

またハリーやルーナがなぜ乗れたのかや、死との関係も説明しています。






【ルーナとセストラル】

魔法生物

セストラル(天馬)
Thestral

魔法省分類(M.O.M.分類)

XXXX:危険レベル。専門知識と技能を持つ魔法使いなら対処が可能。

概要

セストラル(天馬)は、骨ばった黒色の馬にドラゴンのような翼が生えている天馬。目は白色。

臭いを嗅ぎ分けることに長けていて、特に血の臭いは遠くであってもわかる。

高速で移動することができて、乗馬しているものの行きたい場所を心で察し、目的地に迷うことなく連れて行く。
ふくろうが手紙を届けるのと同様の方向感覚。

業界一速い箒、Fireboltに乗っているハリーでも、セストラルで最速を体験した。

肉食で主に鳥を食べる。
ふくろうも食べるが、ホグワーツの禁じられた森に住むセストラルは知能が高く、ふくろうや生徒のペットを襲わないようにハグリッドにしつけられて飼育されている。(身の危険は極度の妨害以外)

ハリーやルーナたちはなぜ乗れたのか?死との関係

死を目の当たりにしたものだけが、セストラル(天馬)のその姿を見ることができる。

ただし、潜伏期間がある模様。セドリックの死をみたハリーは、直ぐにはセストラルを見ることができなかった。

魔法省の神秘部へ行く際に、ハリー達がなぜ乗れたかは、ハリー、ルーナ、ネビルが死を目の当たりにしたことがあったので、セストラルを見ることができ、ロン、ジニー、ハーマイオニーをそれぞれいっしょに乗せて飛ぶことができたからだった。

魔法具魔法薬などへの用途

尾の毛

杖の芯。死の秘宝であるニワトコの杖にはセストラルの尾の毛が使われている。






登場作

「幻の動物とその生息地」(書籍)に魔法生物として紹介されている。

第5巻 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(書籍・映画・ビデオゲーム)

  • ハリーは、ホグワーツに向かう際の馬車をセストラルが引くのを初めて見る。
    セドリックの死を見たため、セストラルが見えるようになった。
  • 魔法生物飼育学の授業でセストラルについて学ぶ。
  • ハリーとロンとハーマイオニーとネビルとルナとジニーの6人で禁じられた森からセストラルに乗り、シリウスを探すため、魔法省へ向かった。

第6巻 ハリー・ポッターと謎のプリンス(書籍・映画)

名称が出て来たのみ。

第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝(書籍・映画・ビデオゲーム)

ヴォルデモートの追っ手を逃れるため、ダーズリー家から本物と偽物の7人のハリーが飛び立つ。
偽ハリーの一人、ハーマイオニーは箒が苦手なので、最強のキングズリー・シャックルボルトに守られてセストラルで飛び立った。

第8巻 ハリー・ポッターと呪いの子(書籍・舞台)

名称が出て来たのみ。






第2作 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(脚本書籍・映画)

グリンデルバルドの護送にセストラルが引いた馬車を使用。

ゲーム

  • ホグワーツの謎
  • ホグワーツレガシー