ハリーポッター(ハリポタ)シリーズに出てくる象徴的な魔法のアイテム、
マールヴォロ・ゴーントの指輪。
ゴーント家の指輪について、書籍原作、pottermore、J.K.ローリングのインタビューやツイートなどに基づいた概要、効果、逸話、映画で使われた指輪の画像、ファンが描いたイラストなどを紹介しています。
分いつどのような呪いの分霊箱を作ったのかと、破壊方法も掲載しています。
【映画で使われたマールヴォロ・ゴーントの指輪】
マールヴォロ・ゴーントの指輪の概要
マールヴォロ・ゴーントは、ホグワーツ魔法魔術学校の4人の創設者のうちの1人のサラザール・スリザリンと、死の秘宝のうちの蘇りの石を持っていたペベレル兄弟次兄のカドマス・ペベレルの子孫。
マールヴォロ・ゴーントの付けていた指輪は蘇りの石が付いていて、何世紀にも渡り、純血の子孫に受け継がれていた。
蘇りの石は、死んだ者と再会して対話することができる。
デザイン
醜い大きな金の指輪(ハリーの考察による)
金の指輪には黒い石が付いていて、石にはペベレル家の紋章(死の秘宝マーク)が刻まれていた。
わかっている歴代の所有者とその行方
蘇りの石はカドマス・ペベレルが所有していたが、当時指輪にしていたかは不明。
子孫が数世紀に渡り、指輪を代々受け継いていた。
- マールヴォロ・ゴーント(子孫として受け継ぐ)
- モーフィン・ゴーント(子孫として受け継ぐ)
- ヴォルデモートことトム・リドル(子孫ではあるが、モーフィンから略奪。分霊箱にするため)
- アルバス・ダンブルドア(ゴーントの小屋に隠してあったものを入手。蘇りの石欲しさと分霊箱の破壊のため)
- ハリー・ポッター(蘇りの石だけ、ダンブルドアから遺贈)
マールヴォロ・ゴーントの指輪のデータ
名称 英語 |
マールヴォロ・ゴーントの指輪 Marvolo Gaunt’s Ring |
---|---|
製作者 | 不明 |
制作時 | 何世紀も前 |
特記 | カドマス・ペベレルの 蘇りの石が付いている |
機能 | 死んだ者との再会と対話 |
Marvolo Gaunt's ring – Pottermore https://t.co/VeBTamSDje #pottermore
— ポッターポータル (@hpsfan_com) November 7, 2018
分霊箱としてのゴーント家の指輪
分霊箱になった経緯
ダンブルドアの推測にすぎないが、ヴォルデモートがモーフィン・ゴーントの杖を使って自らの父であるトム・リドル・シニアを殺害して分霊箱の生贄にした。
殺害の罪は、トム・リドル・シニアを嫌っていて、魔法で害したこともあるモーフィン・ゴーントになすりつけた。
いつどのように分霊箱を破壊したかとその呪い
ダンブルドアがゴーントの小屋を訪れた際に、ヴォルデモートが隠しておいたマールヴォロ・ゴーントの指輪を発見。
それに蘇りの石が付いているとわかったダンブルドアは、亡くなった家族に会いたい思いにかられて、指輪に触れてしまう。
そして体を蝕む異常に強力な呪いが発動。
ホグワーツに奇跡的に帰り、スネイプに薬と呪文で治療してもらう。
しかし、呪いは強力すぎて一時的に抑えこむことしかできず、黒く焦げた右手に押さえ込まれた。
もってあと一年ほどの寿命との見解をスネイプは示す。
ダンブルドアはスネイプに、自分を後日殺害するように依頼。
時期がきたら、スネイプがヴォルデモートの完璧な味方であるようにみせかけるための策略だった。
分霊箱はグリフィンドールの剣で破壊したが、蘇りの石は破壊されなかった。
マールヴォロ・ゴーントの指輪のその後
ダンブルドアはゴーント家の指輪の台座から「蘇りの石」を外して、ハリーがクィディッチの試合で一番はじめにキャッチしたスニッチの中に入れる。
それを死後にハリーに遺贈した。
ホグワーツ最後の争い時に、ハリーは蘇りの石によって、両親、シリウス・ブラック、リーマス・ルーピンに再会して対話をした。
分霊箱としてのマールヴォロ・ゴーントの指輪のデータ
【作成】
- 時期:1943年8月
- 場所:リトル・ハングルトンのリドル邸
- 犠牲者:トム・リドル・シニア
- 殺害方法:モーフィン・ゴーントの杖を使って殺害したとダンブルドアは推測
【保管場所】ゴーント家に隠す
【破壊】
- 時期:1996年7月(6巻)
- 場所:ホグワーツ校長室
- 破壊者:アルバス・ダンブルドア
- 破壊方法:グリフィンドールの剣で切る
指輪には、死の秘宝「蘇りの石」が付いていたが、それは破壊されなかった。
ファンが描いたイラスト画像
"The Resurrection Stone" by TomScribble https://t.co/IZLOtp1Bct
— ポッターポータル (@hpsfan_com) May 22, 2019