ハリー・ポッターの物語に登場する「隠れ穴」は、ウィーズリー一家が暮らす、少しボロボロで風変わりな家。

隠れ穴についての英語や、「場所」「外観」「構造」「住民」「主な出来事」といった5つのポイントからまとめています。






隠れ穴の英語|ハリーポッター

【日本語】隠れ穴
【英語】The Burrow

隠れ穴の場所|ハリーポッター

隠れ穴は、イギリス南西部のデヴォン州の「オッタリー・セント・キャッチポール村」という小さな村の外れにある。

広々とした野原の中にポツンと立っているが、マグルからは見えないように魔法がかけてある。

近くには、ラブグッド家、ディゴリー家などがある。

隠れ穴の外観|ハリーポッター

隠れ穴の外観は、かつては大きな石造りの豚小屋だったかと思われる建物に、上に上にと部屋を増築して積み上げられた数階建ての家になっている。

建物全体が曲がっていて、今にも倒れそうな様子。

柱も窓も真っすぐな部分はほとんどなく、大きさも形もバラバラで、屋根には煙突が5本ある。

全体的に歪んだ形状で、つぎはぎだらけの増築が特徴。

庭には古いブーツやガラクタが散乱して、鶏が歩き回っている。

隠れ穴の構造|ハリーポッター

隠れ穴の住民|ハリーポッター

隠れ穴はウィーズリー家の自宅。

ウィーズリー夫妻と子供たちが暮らしている。







隠れ穴での主な出来事とハリー・ポッター登場作品

隠れ穴では、多くの重要な出来事が発生。

『秘密の部屋』:1992年夏(2年生の夏休み)

ダーズリー家で幽閉状態だったハリーを救出するため、ロン、フレッド、ジョージ・ウィーズリーが空飛ぶ車で隠れ穴に連れ帰る

ハリー、初めて隠れ穴を訪問。
田舎の魔法使いの暮らしや、ウィーズリー家の温かい歓迎を体験

庭でノーム退治を手伝う。

ハリーはダイアゴン横丁へ行くために隠れ穴の暖炉からフルーパウダーで移動に挑戦 。
しかし 誤ってノクターン横丁に迷い込む

ホグワーツ特急に乗り遅れたハリーとロンは、隠れ穴から空飛ぶ車を盗み出して特急を追いかけるが、うまく追いつけずにホグワーツの暴れ柳に不時着する。

『炎のゴブレット』:1994年夏(4年生の夏休み)

ハリーは隠れ穴に滞在してからウィーズリー家と共にクィディッチ・ワールドカップ観戦へ。

『謎のプリンス』1996年クリスマス

ハリーはホグワーツのクリスマス休暇中に隠れ穴に招かれる。

フラー・デラクール(ビルの婚約者)が家族と過ごしており、ジニーやモリーとの確執が見られる。

ハリーとウィーズリー家は、アーサーの魔法省での新しい仕事やヴォルデモートの不穏な動きなどについて話し合う。

『死の秘宝』1997年(7年生の夏休み)

7月31日の誕生日に成人に達して母親がかけた保護魔法が失効するハリーを無事にダースリー宅から、隠れ穴に移動するため、仲間6人がハリーに変身して敵勢力を分散させて目くらましをする「7人のポッター作戦」実行。

ムーディは亡くなったが、ハリーが安全に隠れ穴に到着。

8月1日、ビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの結婚式が隠れ穴で開催。

しかし、魔法省陥落の知らせが届き、死喰い人が襲撃する。