Harry Potter ハリーポッター(ハリポタ)に出てくる魔法の
「17歳未満の者の周囲での魔法行為を嗅ぎ出す呪文」。
その魔法の英語。用途、呪文の由来・意味、登場場面のシーンなどを紹介しています。
魔法・英語
17歳未満の者の周囲での魔法行為を嗅ぎ出す呪文
The Trace
呪文の語源・由来・意味
英語でtraceは「足跡」「痕跡」などという意味。
魔法の用途
17歳未満の場合、学外での魔法の使用は禁止されていて、使った場合は臭いで嗅ぎ出される呪文。
17歳未満は予め臭いが付けられていて、17歳となり成人すると、臭いが消える。
移動の場合
呪文を唱える必要がない魔術具(帚、シリウスのバイク、アーサーの車)や魔獣(天馬など)を移動のために使う場合は、臭いは発生しない。
就学前(杖なし)
幼い子供が魔法を使った場合、通常は大事ではないので咎めない。
学生(杖あり)
杖を持つ17歳未満が使った場合、魔法省が本人に警告をする。
問題があるケースと認定されると、尋問して罰することもある。
17歳未満が魔法つ使ったシーン
第1巻 ハリー・ポッターと賢者の石
【術者】ハーマイオニー・グレンジャー
【場面】ホグワーツ入学前に、いくつかの簡単な呪文を試したが、警告は来なかった。
第2巻 ハリー・ポッターと秘密の部屋
【術者】ドビー
【場面】ダーズリー宅でドビーがプディングを動かしたのに、当初はハリーが魔法を使ったと疑われて、警告を受けた。
A mischief maker who always meant well! Who's having some cake to celebrate Dobby's birthday? pic.twitter.com/pMrYIwoZ5o
— Harry Potter (@harrypotter) June 28, 2017
第4巻 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
【術者】ハーマイオニー・グレンジャー
【場面】クィディッチ・ワールドカップが始まる前に、ケビンという男の子が父親の杖を取ってナメクジを大きくした。母親が慌てて駆け寄って止めさせた。
【術者】ハーマイオニー・グレンジャー
【場面】クィディッチのワールドカップの後で、ルーモス呪文を使用。
死喰い人への防衛と見なされたせいか、魔法省からは何も警告が来なかった。
第5巻 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
【術者】ハリー・ポッター
【場面】ドローレス・アンブリッジが放った吸魂鬼に自分と従兄のダドリーが襲わたので、守護霊を出して守った。そのため、警告を受けた。
第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝
【術者】ハリー・ポッター
【場面】7人のハリーのバトルの時に、ダーズリー宅からトンクス邸までの間にたくさんの魔法を使ったが、魔法省からは何も警告が来なかった。
【術者】シリウス・ブラック
【場面】ブラック邸の自室に永久粘着呪文で同級生の写真やマグルのビキニ女性のポスターなどを貼付けたことをハリーが発見。
シリウスはホグワーツ在学中に家出をしているので、この呪文は17歳以前に使ったと思われる。
魔法省からは警告されたかは不明。
【術者】リリー・エバンズ
【場面】ハリーがペンシーブで見たスネイプの記憶の中に、ホグワーツ入学前にスネイプと一緒にいたリリーが、魔法で花を開かせたものがあった。
魔法省からは警告されたかは不明。