ハリーポッター(ハリポタ)シリーズに出てくる呪文の
「プライオア・インカンタート 直前呪文」。
その呪文の英語・発音、魔法の用途、呪文の語源・由来・意味、登場シーン、ファンアート画像などをまとめています。
兄弟杖でのバトルで、ハリーがエクスペリアームス呪文を使ったときに起きた現象です。
呪文・英語・発音
プライオア・インカンタート 直前呪文
Prior Incantato
praɪɔːr ˌɪŋkænˈtɑːtoʊ/ pry-or ing-kan-tah-toh
呪文の語源・由来・意味
ラテン語でpriorは前の、incantareは呪文を唱えるという意味。
魔法の用途
杖が最後に使った呪文を再現する。
過去に使った呪文が再現できる特例もある。
【特例】ハリーが放ったエクスペリアームスで起きた兄弟杖バトルの現象
ヴォルデモートは復活直後に、ハリーへ決闘を申し込む。
2人の杖は、芯がダンブルドアのペットの不死鳥フォークスの尾羽根を使っている兄弟杖だった。
ゆえに、ヴォルデモートが放ったアバダ・ケダブラ呪文の緑色とハリーのエクスペリアームス呪文の赤色がぶつかり合わさって、一筋の眩しい金色の糸のようになり、杖がつながった。
ダンブルドアによると、それは「直前呪文」の呪文逆戻し効果による稀なものだとのこと。
登場場面のシーン
第4巻 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
【術者】エイモス・ディゴリー
【場面】ワールドカップの後、ウィンキーが手にしていたハリーの杖で闇の印が放たれたどうかの確認をするために、プライオア・インカンタート呪文を使って直前の呪文を調べた。
【術者】兄弟杖同士が勝手に発動
【場面】リトル・ハングルトンの墓地で、ヴォルデモートとハリーの兄弟杖がバトルをしたときに直前呪文が発動した。
第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝
ハリーは、ハリーとハーマイオニーが使った杖を死喰い人たちが直前呪文を使って調べ、ヴォルデモートが後に「ニワトコの杖」を欲しがることを推測した。
ファンアート画像
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— ポッターポータル (@hpsfan_com) April 30, 2019