ハリーポッター(ハリポタ)シリーズに伝説として登場するサラザール・スリザリン。

サラザール・スリザリンの杖については、原作では一切出てこなかったのですが、pottermoreでその行方が明らかになりました。
概要、特徴、わかっている歴代持ち主、行方、最後、その後、などをまとめています。






サラザール・スリザリンの杖の概要特徴

杖の芯

魔力のあるバジリスクの角の一片。

木の素材

明らかにされていない。
杖を土に埋めたら、スネークウッドの一種の見知らぬ樹木が生えてきたので、その木の可能性もある。

長さ

明らかにされていない。

特徴

杖は蛇語(パーセルタング)で命令されれば「眠る」ように、作り手によって教え込まれていた。
その秘密は、杖を所有してきたスリザリンの子孫に世紀を超えて、受け継がれていた。

わかっている杖の歴代持ち主

  • サラザール・スリザリン(10世紀ごろ)
  • ゴームレイス・ゴーント(〜1620年頃まで)
  • イゾルト・セイア(17歳時の1620年頃〜)






杖の行方

杖は代々スリザリンの子孫に受け継がれていたもよう。
サラザール・スリザリンの杖をゴームレイス・ゴーントが持っていた時に、姪のイゾルト・セイアがそれとは知らずに盗んで伯母から逃れるために逃走。
スコットランドから、英国、米国へと渡る。

杖の最後

イルヴァーモーニー校の名声が高まって、その名がスコットランドの伯母ゴームレイス・ゴーントの耳に入ると、ゴームレイスは渡米。
スリザリンの純血主義を受け継ぐゴームレイスは、育ててあげた自分の意思に逆らってマグルと結婚したイゾルト・セイアと夫の殺害、イゾルト・セイアの生家と同じ名前のイルヴァーモーニーの壊滅、神聖な血筋の最後の子孫となる双子(実は最後ではなかった)の誘拐を目的として渡米。

ゴームレイスは、イルヴァーモーニーの前に到着後、イゾルト・セイアが何年も使っていたサラザール・スリザリンの杖を眠らせた。
シューッと一言、蛇語(パーセルタング)を唱えたたけで、杖はブルッと震えて力を失った。

杖のその後

ゴームレイスがパクワジに殺害された後、蛇語(パーセルタング)を話さないイゾルト・セイアは杖を眠りからさまさせる術がない上、もう触れる気もなかった。
杖を敷地の土に埋めたところ、スネークウッドの一種の見知らぬ樹木が生えてくる。

木や枝は切り倒せなかったが、その葉に強力な薬効があることが判明。
スリザリンの子孫と同様に、スリザリンの杖も聖と邪との両面を併せ持っていたもよう。