ハリー・ポッターが生き残って、ヴォルデモートの肉体が消滅した日は、1981年10月31日。
それで喜んだ魔法使いがその日にお祭り騒ぎをして、ディーダラス・ディグルが流星群を降らせ…
魔法を知らないマグル(普通の人間)は、それを11月5日に行われる「ガイ・フォークスの焚き火祭り」の花火を誰かが早々と打ち上げた、と勘違いしたらしい…
ところで、ガイ・フォークスの焚き火祭りとは?
ガイ・フォークスのマスクはどんなもの?
ハリーポッターに出ている意外なキャラクターとの関係も掲載しています。
ガイ・フォークスの焚き火祭りとは?マスク画像あり!ハリーポッター
ガイ・フォークスの焚き火祭りとは?
ガイ・フォークスの焚き火祭りとは、英語で
- Guy Fawkes Night
- Guy Fawkes Day
と呼ばれるイギリスの伝統的な火祭り(Bonfire Night)の一種です。
第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」の原書では、Bonfire Nightとなっていました。
お祭りは11月5日。
ガイ・フォークスの焚き火祭りは、1605年11月5日に起きた「火薬陰謀事件」にちなんだもの。
「火薬陰謀事件」とは、当時のカトリック教徒を弾圧をしていたイングランド国教徒の国王ジェームズ1世と議員たちを、上院議場で火薬を爆発させて殺害をしようとしたものの、直前に発覚して未遂に終わり、関係者が捕まって処刑された事件です。
その事件の実行責任者がガイ・フォークス。
そのため、事件を記念して彼の名を冠したお祭りへと発展。
お祭りは、以前は、ガイ・フォークス人形を曳き回して、最後ににかがり火で焼くといったことが行われていました。
後にガイ・フォークス人形だけではなく、民衆の怒りの対象の教皇や政治家などの人形も登場。
現在は、英国各地で打ち上げ花火や爆竹を楽しむものへと変わっていっています。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
ガイ・フォークスって誰?
ガイ・フォークス(1570年-1606年)は、カトリック教徒で宗教活動家。
イングランド国教下で、カトリック教徒が弾圧されていた時に、火薬陰謀事件を起こし、その実行責任者として処刑されます。
現代では、ガイ・フォークスは、抵抗と匿名の国際的シンボルへと発展。
ガイ・フォークスのマスクが使われている事例
Vフォー・ヴェンデッタ(米国のコミック)
アノニマス(ネット上に集まる集団)
ウィキリークス代表 ジュリアン・アサンジ
香港のデモ隊
University students wear Guy Fawkes masks before their graduation ceremony at the Hong Kong Polytechnic University in Hong Kong. #AFP
📷 @herime23 pic.twitter.com/AvKviDyMzT— AFP Photo (@AFPphoto) November 5, 2019
不死鳥フォークスの由来はガイ・フォークス?
ダンブルドアのペットの不死鳥の名前は、フォークス。
英語では、fawkesで、ガイ・フォークスと同じ綴りです。
不死鳥フォークスは、火で燃えては灰になり、再生するので、由来はガイ・フォークスではないかと一部のファンの間でささやかれています。
ですが、作者のJ.K.ローリングからは、名前の由来については明らかにされていません。