ハリポタシリーズに登場する屋敷しもべ妖精のドビー。
第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では「ドビーは悪い子」と自己評価をしていましたがなぜなのでしょうか?
ドビーの心情やダンブルドアの推測をまとめています。
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」ドビーは悪い子なのはなぜ?
ハリポタシリーズ第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に初登場した、屋敷しもべ妖精のドビー。
ドビーは、「ドビーは悪い子!」と言って窓ガラスや水差しに自分の頭を打ち付けたり、オーブンのふたに耳を挟んだり、手にアイロンをかけたりと、何度も自己お仕置きをします。
なぜドビーは自分のことを「ドビーは悪い子!」だと言ったのでしょうか?
それは、ドビーが自分の主人であるルシウス・マルフォイが不利益になるようなことをしたからです。
ルシウスの利は、トム・リドルの日記を通じて、ジニー・ウィーズリーにホグワーツの秘密の部屋を開けさせて、
- マグル生まれの生徒の処分
- その犯人とされるジニー・ウィーズリーの父親であり、自身のライバルであるアーサーへの責任追及と、アーサーが推進している「マグル保護法」の廃案
- ダンブルドアの校長解任
をすること。(ほぼダンブルドアの推測)
ということは、一見ハリーには直接関係のない内容です。
では、なぜドビーはハリーが学校にくるのを阻止しようとしたのでしょうか?
ここからは、ただの推測ですが、ヴォルデモートが関連しているので、ハリーの身に危険が迫るのではないかとドビーが考えたのではないかと思われます。
ヴォルデモートの全盛期に屋敷しもべ妖精は害虫扱いされてひどい待遇だったので、ヴォルデモートが消息を断つきっかけとなったハリーに対してドビーはとても感謝をしているとのことでした。
ゆえに、ハリーに危険が迫るかもしれないと思うと、主人の意向に反して、悪い子になってまでも、ハリーを助けたかったようでした。