ハリーポッターの物語に登場するマルフォイ家についてまとめています。
マルフォイの名前の意味、マルフォイ一族の歴史、マルフォイ家系図、一族のリスト、なぜお金持ちなのか、権力を持つためにどのようにたちまわっているのか。
そして、純血主義について、実は一族には混血が多いことなど。
旧pottermoreを主に参考にしています。
マルフォイ家の名前の意味
旧pottermoreによると、マルフォイとは古典フランス語で不誠実を意味するとのこと。
マルフォイ家の歴史 マルフォイ一族はなぜお金もちか
旧pottermoreによると、他の多くの英国貴族の先祖と同様に、魔法使いのアーマンド・マルフォイはウィリアム征服王とともにノルマン軍の一員として1066年頃渡英。
魔法を駆使して功績をあげて、地元の地主から押収したウィルトシャーの一等地を与えられる。
その後、一族は常に権力と富を求めて、ずる賢い方法で繁栄。
マグルの通貨や資産にも手を出していたといううわさもある。
何百年もの間、近隣のマグルの土地を併合して、ウィルトシャーの領土を拡大。
王族の好意を得てマグルの財宝や芸術作品を増やし続け、イギリスで最も裕福な魔法使いの一族のひとつとなり、生活のために働く必要がない。
マルフォイ家と純血主義 以外にも混血が多い
マルフォイ一族は純血主義を信奉し、魔法使いはマグルより優れていると疑いなく本気で信じている。
しかし、マルフォイ家の人々は、都合のいいときにはマグルのコミュニティに気に入られるように立ち回る。
歴史的に、マルフォイ家は貧しいマグルと富と権力を持つマグルをはっきりと区別し、高貴な生まれのマグルの仲間内で活動する。
後世の一族は激しく否定しているが、初代ルシウス・マルフォイがエリザベス1世と結婚しようとしたが失敗したことを示す充分な証拠がある。
一部の魔法史家は、女王がその後独身だったのは、マルフォイとの結婚が阻まれたことで女王にかけられた呪いによるものだと主張している。
マルフォイ一族は、秘密保持法の施行に熱烈に反対。
楽しい社交界から退くことになるからという理由もあったと言われている。
結局1692年に秘密保持法が施行されると、これ以上の反対や抗議は新設された魔法省という新しい権力の中心からマルフォイ一族を遠ざけるだけだとして、受け入れた。
マルフォイ家は、長年にわたる一族特融の自己防衛の精神で、高貴なマグルとの親交をやめた。
そして、マルフォイ一族は、突然態度を一変させ、当初からこの法律を支持してきた者たちと同じくらい声高に秘密保持法を支持。
マグルと話をしたこと(あるいは結婚したこと)は一度もないと否定した。
マルフォイ家は、宝石や影響力を与えられないマグルや、仲間の魔法使いの大多数に対して偽りのない軽蔑の念を抱いていたため、20 世紀の数年間、純血主義こそが彼らの最も制約のない権力の源泉であるように思われた。
秘密保持法が施行されて以来、マルフォイ家はマグルやマグル生まれの人と結婚していない。
しかし、ゴーント家やレストレンジ家などの少数の狂信的な一族とは異なり、純血の少数者同士の結婚はやや危険な慣習であると考え、マルフォイ家には多くの混血が存在する。
マルフォイ一族と権力
マルフォイ一族は莫大な富を自由に使えるため、何世代にもわたり魔法省で大きな影響力を持つ。もちろん、それに対してよく思わないものも多くいた。
ただし、マルフォイ一族はこれまで魔法大臣の地位に就くことを志した者はいない。
犯罪現場でマルフォイ一族の指紋が犯人の杖に残っているかもしれないが、犯罪現場にマルフォイ一族の人間を見つけることは決してない、とよく言われたとのこと。
通常、マルフォイ一族は権力の陰で権力を握ることを好み、他人が雑用をこなし、失敗の責任を取るように立ち回る。
マルフォイ家は、自分たちが支持する候補者の選挙運動の多くに資金援助を行う。
伝えられるところによると、反対派に呪いをかけるなどの汚れ仕事への資金提供も含まれていた。
マルフォイ家系図
マルフォイ一族 リスト
- アルマンド・マルフォイ(1066年頃)
イギリスに来た最初のマルフォイ。ウィリアム征服王と共に到着。 - ニコラス・マルフォイ(14世紀)
黒死病の名目で多くのマグルの小作人を追放したと信じられている。 - ルシウス・マルフォイ1世(16世紀)
エリザベス1世に求婚を試みたが失敗。 - セプティマス・マルフォイ(18世紀後半)
魔法省で大きな影響力を持つ。 - アブラクサス・マルフォイ(20世紀)
最初のマグル生まれの魔法大臣に対する陰謀に関与していたと信じられている。 - ルシウス・マルフォイ2世(20-21世紀)
ヴォルデモート陣営の死喰い人。アブラクサスの息子。 - ドラコ・マルフォイ(20-21世紀)
ハリー・ポッターと同級生でライバル。ルシウスの息子。 - スコーピウス・マルフォイ(20-21世紀)
アルバス・ポッターと同寮の同級生で親友。ドラコの息子。