英国エジンバラにあるカフェ『エレファント・ハウス』が2024年の夏までに再オープン予定!
『エレファント・ハウス』は著者J.K.ローリング氏がハリー・ポッターの物語の原稿を90年代半ばに書いた2つのカフェのうちの一つとして有名な場所です。
2021年8月に隣のパティスリーで火災が発生し、その飛び火を受けて「エレファント・ハウス」は焼失。
幸い、J.K.ローリングがよく原稿を書いていたテーブルは被害を免れたとのこと。
J.K.ローリングは、当時は生活保護を受けつつコーヒー一杯のみの注文で長居していたのにスタッフは親切だったそうです。
BBCによると、『エレファント・ハウス』のオーナー、デイヴィット・テイラー氏は、ビルのオーナーが破産して清算に入っているため、工事が妨げられていてカフェの再開が遅れていた、と述べたとのことです。
改修には約100万ポンドの費用がかかり、間もなく工事が始まるとのこと。
「想像を絶する安堵感を感じている。
清算人がその言葉通りに善良であれば、構造工事が完了すればすぐに改修工事を進めることができるだろう」
とテイラー氏。
「私たちは春の終わりから初夏にかけての再オープンを予定しています。
ここ数年はひどい状況だったので、保険金を持って止めることもできましたが、再び繁栄するのを見たいので、そんなことはしませんでした。
私はいつもカフェのそばに立っていました。」
28年間カフェを経営してきたテイラー氏は、現在ビクトリア・ストリートを見下ろす場所にバタースコッチビールを販売する2軒目のエレファント・ハウスをオープン。
ファンの間はJ.K.ローリングのダイアゴン横丁のインスピレーションとなったと考えられている通りです。
バタースコッチビールは、JKローリングの本の中でハリー・ポッターが楽しんでいるバタービールに似た飲み物。
テイラー氏は、ハリー・ポッターの公式ライセンス商品を販売するミュージアム・コンテキスト小売チェーンのオーナー、アンドリュー・マクレー氏とエレファント・カフェ・インターナショナル・フランチャイズも立ち上げました。
2024年2月にマニラにフランチャイズをオープン。
そこに、JKローリングのテーブルが1か月間だけ設置されます。
その他、アジアの他のフランチャイズも検討中。