「ハリー・ポッターと呪いの子」初の学生舞台版、英米2校が決定

学生が公演する初めての舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にパイロット制作ケースとして、英米2校が選ばれました。

イギリスでは、ロンドンのバーキングにあるリバーサイドスクール（Riverside School）。

アメリカでは、ニュージャージー州のホーボーケンにあるホーボーケン高校（Hoboken High School）。

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のプロデューサーとライセンス・配給を担当するブロードウェイ・ライセンシング・グローバル社（Broadway Licensing Global 略称：BLG）によって、たくさんの応募高校から、一ヶ月の選考期間をかけて選ばれました。

「イギリスのリバーサイド・スクールとアメリカのホーボーケン高校がこの学校版『ハリー・ポッターと呪いの子』を最初に上演できることをうれしく思います。

全チームが生徒たちの演劇をサポートすることを楽しみにしています。

初めて学校の舞台でこの物語に命を吹き込むのに、教師の皆さんが協力してくれました」

とプロデューサーのソニア・フリードマン氏とコリン・カレンダー氏は語ります。

各学校はそれぞれ BLG のロンドンおよびニューヨークのオフィスに近接していることに加えて、コラボレーションの目的で「世界中の多くの学校と最も類似した設備とリソースを備えた学校を選ぶことが重要でした」と、BLG創設者兼CEOショーン・サーコーネ氏。

リバーサイド高校とホーボーケン高校はどちらも州/郡の公立学校で、標準的な舞台、照明、音響設備が備わっています。

また、ほとんどの教育演劇部門の予算と同様に、各プログラムは大部分が財政的に自立していて、個人の寄付、寄付金、最先端の設備の恩恵を受けていません。

「このパイロット制作は、リソースや予算に関係なく、どの学校でもこの演劇を制作できるようにするための、私たちにとっての検証プロセスです」とセルコーネ氏は続けます。

「リバーサイド・スクールとホーボーケン高校と共に協力し、私たちの学びを活用して、将来プログラムを制作する学校に有益な情報を提供するのを待ちきれません」

リバーサイドスクールは、2024年3月20〜23日までパイロット版を制作予定。

ホーボーケン高校は5月15〜19日。

リバーサイドスクール舞台芸術部長のケネディ・ブルーマー氏は
「生徒たちがこの素晴らしいショーを披露する機会を得られたことを、大変うれしく思っています」と語りました。

ホーボーケン高校舞台芸術部長のダニエル・ミラー氏は興奮をさらに盛り上げ
「ホーボーケン高校ではすでに250人以上の生徒がオーディションに登録済み」
と締めくくりました。

世界中の中学校または高校の教師および担当者は、サインアップをしてライセンスの取得時期と方法に関する最新情報を受け取ることが可能。

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