ハリーポッター(ハリポタ)シリーズに出てくる呪文の
「エクスペクト・パトローナム 守護霊よ来たれ」

その呪文の英語・発音、語源・由来・意味、魔法の用途、登場場面のシーンなどを紹介しています。






エクスペクト・パトローナム呪文の英語・発音

エクスペクト・パトローナム 守護霊よ来たれ
Expecto Patronum
ɛksˈpɛktoʊ pəˈtroʊnəm/ eks-pek-toh pə-troh-nəm

呪文の語源・由来・意味

ラテン語でEspectoは「私は待つ」、Patronusは「守るもの」という意味。

魔法の用途


半透明で銀白色の動物や魔獣の守護霊を出す。
守護霊で吸魂鬼や魔物を追い払うことができる。
不死鳥の騎士団のメンバー間では、メッセージの伝言や物を届けたりした。

パトロールにも使われた。術者が幸せでポジティブな思考状態の時にのみ作り出され、個人の思考によりその形が決まるが、後に変化することもある。
スネイプ以外の死喰い人とヴォルデモートは作り出さない。






登場場面のシーン

第3巻 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

【術者】リーマス・ルーピン
【場面】行きのホグワーツ特急で、ハリーが吸魂鬼に襲われて気を失った時に使用して、ハリーを助けた。


【術者】ハリー・ポッター
【場面】ルーピンから呪文を教わり必死で練習をして時折なんとか出せるようになり、クィディッチゲーム中にやって来た吸魂鬼と、後に強力な呪文でシリウスを襲う吸魂鬼を追い払った。

第5巻 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

【術者】ダンブルドア軍団メンバー
【場面】ハリーの指導により、メンバーそれぞれが苦労をしつつも守護霊を出せるようになる。

第6巻 ハリー・ポッターと謎のプリンス

【術者】ドローレス・アンブリッジ
【場面】マグル出身の魔法使いをを取り締まる「マグル生まれ登録委員会」の法廷で、守護霊を出してパトロールさせていた。


【術者】ニンファドーラ・トンクス
【場面】ドラコにやられたホグワーツ急行を下りるのが遅くなったハリーを助けて、学校の門までエスコートする際に守護霊を出してスネイプの元へ送り、門で待っていてもらうように伝言を頼んだ。

第7巻 ハリー・ポッターと死の秘宝

【術者】キングズリー・シャックルボルト
【場面】隠れ穴の庭で行われたビルとフラーの結婚式の後の披露宴の最中に、守護霊を送り魔法省の陥落と死喰い人が直ぐに披露宴の場にやってくる事を警告した。


【術者】セブルス・スネイプ
【場面】守護霊でハリーにグリフィンドールの剣のある場所を教えた。


【術者】セブルス・スネイプ
【場面】ダンブルドアにリリーと同じである守護霊の牝鹿を出して、今でもリリーを思っていることを伝えたスネイプの記憶をハリーがペンシーブで見た。

第8巻 ハリー・ポッターと呪いの子

【術者】セブルス・スネイプ
【場面】スコーピオ達が逆転時計によって変えてしまった過去でできた現在は、ハリーが死亡してヴォルデモートが暗躍する世界だった。
当然親友アルバスはいなくなっていた。

この世界では生きていて魔法薬学を教え続けていたスネイプ。
この世界に失望して本来の歴史に戻そうと模索するスコーピオはスネイプを頼る。
スコーピオを支援するために、スネイプはこの呪文を使用して守護霊を出す。

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